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碑別字續拾 (架蔵)

所蔵者大居 司
冊数1
画像枚数72 (1枚欠)
画像撮影大居 司
撮影日2017-08-24 (後日再撮影予定)

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版本に関する情報

墨緣堂より出版。己卯仲冬 [1939-1940] 刊行。書籍サイズ 199x129mm、版框 14.5x10.3cm。

発行年について補足する。原書には己卯 (干支) の仲冬 (陰暦十一月) であることしか記されていないが、1979年発行の偏類碑別字がこの書を典拠のひとつとしているため、1999年はあり得ない。また本書は光緒甲午孟夏 [1894] 発行の碑別字の増補本のひとつであり、かつ (編者の没年以後の発行は考えられるが) 編者の生年以前の発行は考えられないことから 1879年もあり得ない。よって、発行年を 1939年 (仲冬末以降の発行であればグレゴリオ暦の 1940年に対応) と同定する。

次に、この本についての特記すべき状態を記す。

本文第16丁は印刷ミスに基づくかすれが見られる。

本文第48丁裏 (左) に製本時の歪みに基づくものと思われる折れ2本有り。このうちの1本により、普通に開いた状態では“橘”とその異体字に折れが重なり、文字の一部が欠けているように見える。

序第1丁表右上部に“宮川〓記”の朱印有り (〓=臧?)。

撮影について

カメラDSC-RX100M5
絞りf/8
露出時間1/10 秒
感度ISO 80
焦点距離 (35mm 換算)70 mm
原写真解像度約 427.2 dpi
その他特記事項無反射ガラス使用

なお、2018年1月時点で公開したこの画像は仮撮影版である。仮撮影の課題については主に二点あり:

ことがある。これらを修正した上で再撮影を予定している。再撮影後はこのページで公開する画像を差し替える旨、了解されたい。

これに比べると些細なことだが、本文第56丁裏 (文章無し) が撮影できていない。このため、上記の画像枚数で “1枚欠” としている。これも再撮影する予定である。

著作権に関する推定

1967 年没の著者の書籍であり、日本、中国等においては 2017 年末をもって著作権保護期間を満了したと推定。アメリカ、EU 各国等では 2037 年末まで著作権が存続すると推定。

解説

碑別字續拾 (碑別字続拾) は、羅振玉の碑別字、碑別字拾遺のさらなる続編として、その息子である羅福葆 (1899-1967) が発行した、碑における異体字を集めた書籍である。雄山閣出版の“偏類碑別字”の底本のひとつ (残りは碑別字の増補本である増訂碑別字および、碑別字拾遺)。

(後日追記予定)